ご無沙汰してます心優しいトラのトラ語講座

4月末に母が亡くなりました。

薄情なのかもしれないけど、不思議と悲しみが湧いてこないのです。あまり寂しいとも思わない。

長らく高血圧やら糖尿病やら脳梗塞やらを患っていて、近年は重度の認知症に加えて寝たきりだったからか、むしろ、やっとこの世の苦しみから解放されたかという思いが強いのです。

母の死をきっかけに、自分の死生感が変わったように思います。

人間も含めた生きものの生は、本来楽しくキラキラしているはずです。いのちを脅かす障害に絶えず遭遇していたとしても、今、ここに生かされている喜びを謳歌する。それがいのちの本質でありましょう。

それが、どういうわけか人間、とりわけ現代の日本人は、いつからか生を謳歌できないシステムにがんじがらめになってるなぁと、高校生時代からなんとなく感じてきたことが、ここにきてきわめて具体的に表出してきた思いがするのです。

私は昔カウンセリング心理学を学んで以来、自分が抱える問題のほとんどの要因は自分自身にある、という視点でものごとを見るように心がけていたのですが、それだけでは解決できない外的要因が、やっぱりたくさんあるんですね。

ありていに云って、日本は急速に衰退しつつあります。意図的にそうされているのです。

滅亡に向かう国家に於いて、真っ先に切り捨てられるのは、決まって社会的弱者です。

社会的弱者の玉手箱は、母の死と同様、自分の死もこの世の苦しみからやっと解放されたということになるんじゃないかと思っています。

何しろ、生きていても苦しいことのほうが圧倒的に多くて、楽しいことはほんのちょっぴりですからねf(;

死がこの世の苦しみから解放されるイベントと解釈される点で真っ先に思い浮かぶのは、ニューオーリンズのジャズフューネラルお葬式です。

以前に音楽関連の記事で取り上げましたが、その頃はまだこうした死生観をよくわかってなかったと思います。

奴隷としてアメリカ大陸に連れてこられ、部族間のつながりを分断され、一切の言語コミュニケーションを断絶されて、働く機械として扱われてきたアフリカンアメリカン。

言語によるコミュニケーションを遮断されるということは、文化や歴史そのものを根こそぎ剥ぎ取られることに他なりません。

つまり、アイデンティティの抹殺が行われたわけで、こんな絶望的な状況から、アフリカ系アメリカ人は這い上がってきたのです。

かたやこの日本に於いては、アフリカンアメリカンが辛苦を重ねて勝ち取ってきた地位と真逆なほうに進行しつつあります。

ブラック企業なんかはその典型でありましょう。実際には、所謂ブラック企業に認定されてない企業でも、過密業務や無賃労働は常態化してるのが現状です。

人手不足なのに賃金が上がらない。こんなことはおそらく前代未聞でしょう。

もうね、終わってますこの国。

仕事はある。でも生活できない

こんなことが常態化しているのです。

少子高齢化放射能被曝と相俟って、日本は確実に滅亡に向かってます(;--

悲観的に愚痴っぽくなってしまいましたm()m

拙ブログで過去に取り上げたことのある、奇跡の友情を築いた熊獅子虎のトリオですが、ライオンのレオ君は、残念ながら昨年8月に肝臓疾患で亡くなりました。

レオ君のメモリアル動画LeotheLion(OfNoahsArksBLTtrio)(copywithrevisedmusic)

まだ15歳だったレオ君。晩年は異常に太っていましたが、彼らの暮らす施設には専門の獣医さんもいるようなので、彼の死は致し方なかったのかもしれません。

動物が仲間の死と遭遇したとき、人間のように泣き喚いたり嘆き悲しんだりすることは非常に稀です。

あ、もうあかんな

というときにちょっと鼻を寄せて挨拶行動すべてを理解したように去っていく。

決して彼らが冷たいのではありません。居なくなった仲間の不在を淋しがるかのように、かなりの期間にわたってしょんぼりする動物たちの様子は、土佐黒潮牧場さん他のブログでも観察されていますし、私も猫たちで経験しています。

動物たちの、控えめながら長きにわたる亡き友を追想するかのような姿は、かえって胸を締め付けられるような悲しみを誘います。

レオ亡き後のバルーとシェアカーンの動画がこちら。

レオ亡き後のバルーとシェアカーンShereKhantigerloveshisbearbrotherBalooandthecamera-NoahsArkAnimalSanctuary

もともと仲良しのふたりですが、お互いの絆をより強くすることで、レオの不在を埋めているのかもしれません。

さて、トラ語講座です。こちらは、日本ではおそらくあり得ないんですが、動物園に愛猫のバブを連れていき、トラとご対面させたかたの面白動画。

猫と虎がご対面BUBMEETSTIGERS

の動画でも記録されていますが、ベンガルトラのシェアカーンが、熊のバルーや人間に、さかんに

ふしゅしゅ、ふしゅしゅ

と云っています。これはトラ語で友好的な挨拶の言葉。

動物園でおそらく初めて猫と対面したトラが、いきなり

ふしゅしゅ、ふしゅしゅ

と云いながら金網にスリスリすると、すかさず仲間のトラがやってきて、これ見よがしの頭突きスリスリの仲良しパフォーマンスを展開。

俺らこんなに仲良しなんやから、お前も今日から友だちな。なっ

と云わんばかりの歓待ぶりにびっくり。

猫科どうしってなんか通じあえるものがあるんでしょうか。

猫にフーッ!と威嚇されたトラが、戸惑いながらも思わず退くシーンも笑けます(w)

仲良くなりたいんやね。

お次は、毎度お馴染みのフロリダはビッグキャットレスキューに、10歳で保護されたトラのセス君。

猫科の10歳は人間に換算すると、およそ50歳に相当します。

動画から、セス君が10年にわたって大地すらも踏ませてもらえない過酷な環境におかれていたことが推察されます。

微笑と涙を誘う10歳で保護されたトラのセス君TigerFUN

玩具、おもちゃ〜

と、まるで子猫のように夢中になり、ホースで水をかけてもらってお腹を出して喜ぶセス君。

左後肢に障害があるにもかかわらず、新しい自由な環境にご満悦のようで、スタッフも愛おしげに撮影しています。

セス君も自分の状況を、当然ながらわかっていて、金網越しにスタッフに

ふしゅしゅ、ふしゅしゅ

と云いながらスリスリしていますね〜

植え込みや木立、休憩用のベンチや常設の玩具の巨大ボールに至るまで、すべてを愛おしそうに楽しむセス君の姿に、玉手箱は思わず涙ぐんでしまいました(;;)

ネットゲリラさん撮影の画像